「つなぎ・つながる、気候アクション会議」を開催します。

 若者を中心とした気候アクションを立ち上げ、広げていくきっかけとなるように、既に気候アクションを行っている方からお話をお聞きするとともに、参加者みんなでつくっていく活動を企画する会議を開催します。

 全国各地で展開されている「気候市民会議」を武蔵野大学サステナビリティ学科として実施できないかと考えてきましたが、地域を限定せずに実施し、人のつながりを起点にして話し合う場をつくることでいいのではないかと考え、独自の方式の「気候市民会議」として開催するものです。

 行政への政策提案ではなく、生涯学習的な学びの講座でもなく、自分達で実践していくプロジェクトを企画し、実践につなげていくことを狙いとします。

【開催概要】

主 催:武蔵野大学サステナビリティ学科  

    協力:関東地方ESD活動支援センター(関東ESDセンター)

日 時:2024年3月23日(土)13時~16時(12時30分開場)

場 所:武蔵野大学有明キャンパス 5号館502教室

   アクセス→ https://www.musashino-u.ac.jp/ariake/

対 象:気候変動に関心があり、アクションを始めたいと考えている若者・大学生・高校生

    定員40名程度

申込等:参加費無料、事前申込要。下記のフォームに入力してください。

   申し込みフォーム→  https://forms.gle/h7f6eoo6qRazWrU48

内 容

1)気候アクションに取り組む若者代表の活動報告

 大江 結花(ゼロエミッションを実現する会)
         :「豊かさ」への問いと、気候危機が開く扉
 小畑 あかね(特定非営利活動法人気候ネットワーク)
       :気候変動を「自分ごと」へ―自分の役割を考える
 遠山 未来(日本版気候若者会議事務局)
       : 好きをアクションに〜SDGs・気候変動・生物多様性〜
 名取 由佳(一般社団法人Media is Hope 共同代表)
       :既存の力を活かし、新たな仕組みをつくる

2)気候アクションの共創ワークショップ

 「オープンスペーステクノロジー」の方法で行います。具体的には、参加者から、新たに進めていきたい気候アクションを提案し、その気候アクションに関して興味がある人たちが集まって、意見を出しあうワークショップを行います。


【登壇者紹介】

大江 結花

 株式会社メンバーズ、国際環境NGO 350 Japanを経て、現在は「ゼロエミッションを実現する会」や各地の気候市民会議の運営に携わる。ポッドキャスト番組「Emerald Practices」にてニュースコーナーを担当。「社会を動かす3.5%」主催。菜食を楽しみながらリジェネラティブな食文化を探究中。趣味はお花と旅。


小畑 あかね

民間企業にて勤務後、気候ネットワークに入職、その他、自治体の脱炭素を目指す有志団体や地元の環境NPOでも活動


遠山 未来

  2021年にJYPS事務局に入局し、主に環境分野のアドボカシー活動に従事。2022年から日本版気候若者会議運営事務局員。2021年から環境省主導の生物多様性実現日本会議の企画委員。2023年のCOP28に現地参加し、パビリオンにて登壇。個人では、Green Innovator Academy3期生として沖縄県与那原町に対し政策提言を実施。

 
名取 由佳

 1990年東京生まれ。大学卒業後夢だったエンターテイメント企業に就職するも気候変動や社会課題に対する危機感が強まり2019年より気候変動解決に向けた新たな価値の創出や社会システムの構築に向けて奮闘中。2021年よりMedia is Hopeを立ち上げ、主に対外的なコミュニケーション、ブランディング戦略を担当。 

白井信雄研究室

武蔵野大学工学部サステナビリティ学科/環境システム学科における「持続可能な地域づくり、環境政策、サステナビリティ学」をテーマにした研究室です。研究、教育、社会活動の様子を記録、発信していきます。